最近、実にTumblrが面白い。
っていうか、如何にも続き物っぽくCMSの話していたのは、どうしたんだと。それは、時間のある時に続けますが、今日は閑話と言うノリでTumblrの話です。CMSの話は、今後、
- MTの基本操作
- MTのプラグイン
- XOOPSの基本操作
- XOOPSのプラグイン1(ふつーのサイト構築用プラグイン構成)
- XOOPSのプラグイン2(フォーラム構築用プラグイン構成)
- Magic3概論
- Magic3でブログ
- Magic3でEC
な感じで進めていくつもりです。実は、これ、会社のCMS概論の勉強会で使う内容の資料の素材としてブログにまとめているつもりなので、t_ishidaにあるまじき真面目に書いている部分ではあります。あるまじき事態だと思ってください。
さて、実は昔、僕主導でNewJuiceと言うサイトを作る企画をして開発をしていた事が有りました。当時、まだTumblrはなかったのですが内容としては、まさにTumblrみたいなものです。このTumblrのリブログPOSTに、オブジェクト同士がお互いに関連を持ち、また、レビューが行われ、レビューによる評定平均値を基準にPublicタイムラインのソートが行われる。と言うサイトでした。Web上に集まるデータを片っ端から集合させ、Webで何よりも磨き抜かれた知、一つの解と言うのを作り上げていくメディアと言うのを目指してました。しかし、Tumblrはそういった思想はなく、まさに箱だけを提供しているようなサービスです。
Tumblrと言うのがどういうサイトか知らない人も居るかも知れませんので、簡単に説明しておきます。
Tumblrは、登録を行うとブログみたいな自分用のサイトが作成されます。そこで、一つのブックマークレットが提供されます。このブックマークレットが優れもので、特定のページにおいて、このブックマークレットを起動すると、写真、動画、がファイルタイプ毎に分割されて、それをクリックすることで簡単に自分のTumblrへ切り取って、そのページへのリンクと共に保存することが出来ます。特定のテキストを保存したい場合には、文字列を選択してからブックマークレットを起動すれば、選択文字列と共に保存する事も出来ます。WordPressのブックマークレットを普段から使っている人であれば、同じようなものですね。
ここまでであれば、まさにWordPressでも同じ事が出来ます。が、Tumblrの何が凄いかと言えば、単一のブログでは絶対に出来ない集合知がそこに作成される事です。何が起こるのか?と言えばTwitterです。自分がFollowしている人が切り取ったものが、ダッシュボードと言うタイムラインに流れてきます。もちろん、自分をFollowしている人が居れば、あなたが切り取ったWebが、Followしている人のところへ流れていきます。このFollowしている人の切り取ったWebが流れてくる。と言うのがTumblrの一つの特徴です。そして、その流れてきたWebのスナップショットを、気に入れば、あなたはReblogする事が出来ます。Reblogと言うのが、そのスナップショットを自分のTumblrのコンテンツとして転載すると言う意味です。
えーっと、これだけです。本当にこれだけの実にシンプルで箱だけなシステムです。本当にこれだけなシステムなんですが、実に面白い。
誰かの琴線に触れたWebのスナップショットが自分のタイムラインに送られてきて、気に入ったら、自分のコンテンツとして転載する。それが誰かの琴線に触れる。これの繰り返しです。そして、琴線に触れるスナップショットをしている人をFollowする事で、そのコンテンツクリエイターと言うコンテンツを保有して行くのです。そういう財産を作り上げていくためのシステムです。
ひょっとしたら、この喜びはRSSReaderに好きなブログを登録することや、ブログに面白かった事を記述していく事で、あなたも体験しているかも知れません。しかし、Tumblrの喜びは、その喜びも明らかに下品で、明らかに具体的です。こればかりは実際に、体験してみないと伝わらない部分かも知れません。僕も、blogネタを、ひたすらにクリップする場所としてTumblrを作成してみました。しかし、今や、ブログネタ・・・なんて事は関係有りません。自分がFollowしている人が何に感動を覚え、スナップショットを切り取っている?そして、僕は、それに何を感じる?と言う事を楽しみにして、毎日自分のダッシュボードを開きます。
もし、あなたがTumblrに興味を持ったのならば、僕が何を切り取っているのか?を、受け取ってください。僕もきっと、あなたが何に感動したのかを覗きに行くことでしょう。その人同士の相互の、凄く細く緩い繋がりもTumblrの魅力の一つです。マイクロブログのような、自らが自らの言葉で語るタイムラインには存在しない距離感。これもTumblrの特徴の一つです。
良かったら、この何も物理的には得をしない(知識が溜め込めると思っている人は勘違いしてますよ。ほとんどの場合、Reblogを掘り起こすことさないでしょう。システムとしては出きるはずなのに)、感性と言う見えない部分だけを刺激しつづける、Tumblrを一緒にやってみませんか?
2件のコメント for Tumblr
環境メモ - Web編 | 404 motivation not found | 2009 年 3 月 16 日 at 2:31 AM
iPhoneの活用法 | 404 motivation not found | 2009 年 3 月 19 日 at 1:47 AM
[...] Tumblrについては別エントリがあるので、そちらを参照して下さい。主に、Dashboardを眺めてReblogするのに使っています。 [...]


[...] これは別個にエントリを起こしているので、そちらを参照。 [...]